研究助成

人文科学・社会科学の領域における国際的、先駆的で社会的、学術的にも要請度の高い調査研究に対する助成を行っています。

研究助成の公募について

2024年度 研究助成(人文科学・社会科学領域)募集要項

2024年度の募集は5月10日(金)17時30分に終了いたしました。次回の募集は2025年4月の予定です。

助成対象

●助成対象研究

人文科学・社会科学の領域において「国際相互理解の促進・わが国と諸外国との間に介在する諸問題の解決」「自然と人間との共生」に関する世界的な視野に立った社会的・学術的に要請の高い諸施策の提案、調査研究。
特に新しい着想にもとづく先駆的な研究を歓迎します。

(助成の対象とならない研究)

  • 営利を目的とした研究や営利につながる可能性の高い研究
  • すでに実質的に完了している研究
  • 巨額の研究費を必要とする研究
  • 研究期間の一部もしくは全部が、助成対象期間のうち半年以上を占めない研究
●応募資格・条件
  • 大学院博士後期課程在籍者、及び博士後期課程終了後5年以内の者
    (申請書提出時)
  • 過去に当財団の研究助成を受けていない者
  • 日本在住者に限る
  • 日本国外に所在する大学院・団体・研究機関等に所属していない者に限る

助成の概要

●募集人員
50名程度
●助成金額
  • 1件当たりの助成額の上限は50万円です。
  • 助成額については研究内容および支出計画の合理性により査定をいたします。
●助成期間

2024年10月1日から2025年9月30日の1年間とします。
(研究期間の一部もしくは全部が上記期間の半分以上を占める必要があります)

●助成金の使途
  • 応募対象の研究の計画遂行および取りまとめに必要な経費で後掲の「研究助成金費目一覧表」のとおりとします。
  • 助成申請金額と使途明細合計は必ず一致するものとします。
●助成対象者の主たる義務等
  • 助成対象者は当財団へ誓約書を提出し、助成期間終了後一か月以内に研究の経過・結果・会計について報告していただきます。助成期間終了後、半年を過ぎて有効な報告書の提出が無い場合は研究が執行されなかったと判断し、助成金の全額返還を求めます。
  • 額面1万円を超える出費は会計報告時に領収書の添付が必要です。それ以外の領収書も提出を求める場合がありますので保管ください。
  • 余った助成金は原則として返還していただきます。
  • 当該研究の経過・結果報告については、当財団のホームページ等において公開しますので、あらかじめご了承ください。

選考方法・基準

●選考方法

当財団の選考委員会において厳正かつ公平な選考を行い、決定します。
選考委員会は7月中旬を予定しています。

●採否の通知

「採否」の結果は、8月初旬に登録メールアドレスに通知します。結果の理由に関するお問合せには応じかねますのでご了承ください。

●選考基準

次の用件を勘案して選考します。
人文科学・社会科学の領域で

  • (1) 当財団の事業目的と内容に沿った研究
  • (2) 社会的・学術的に要請度の高い研究
  • (3) 独創的あるいは先駆的な研究
  • (4) 研究者の意欲や能力が高く、研究計画・研究体制も優れていること
  • (5) 支出計画が合理的かつ適切であること

申請方法

・申請の流れ

申請のイメージ
  • ステップ 1:申請書のダウンロード
  • ステップ 2:申請書の作成
  • ステップ 3:申請フォームの入力と申請書の提出(アップロード)

2024年度の募集は5月10日(金)17時30分に終了いたしました。次回の募集は2025年4月の予定です。

●問い合せ先

ご応募のお問い合せは原則としてお問い合わせページよりお問合せください。
募集開始後の連絡は必ず受付番号の提示をお願いします。4月27日~5月6日は休業中につきお問い合わせへの対応ができません。また連休明けは、問い合せが殺到し、締切期日までにお答えできない場合がありますので、可能な限り連休前にご連絡ください。

FAQ

研究助成プログラムのFAQを集めました。申請する前にお読みください。
その他にご質問がありましたら、
お問い合わせページよりお問合せください。

応募資格について 申請書の記載方法

●応募資格について
自分の研究は、助成の対象となりますか?
まずは募集要項をよくお読みいただき、プログラム趣旨をご理解いただいた上、ご自身で応募を検討してください。助成対象 となる研究は、趣旨に則った応募案件のなかから、選考を経て、決定されます。
過去の助成対象者なのですが、再度、申請することはできますか?
過去に助成対象者の方には、ご遠慮いただいております。あしからずご了承下さい。
今年8月から〇〇大学へ勤務の予定ですが、「現在の所属」欄には新しい所属を記入すれば良いでしょうか。
新所属ではなく、申請時の所属をご記入ください。
助成期間の途中で海外在住となった場合はどうなりますか?
助成期間中、海外在住となられた方は対象外です。あしからずご了承下さい。助成期間中、日本在住者で、日本国外に所在する大学院・団体・研究機関等に所属していない者に限ります。
外国籍の方々でも申請することは可能でしょうか?
日本在住者で、日本国外に所在する大学院・団体・研究機関等に所属しておらず、その他申請資格を満たしていれば、国籍は問いません。
●申請書の記載方法
推薦書の言語は申請書の言語でなければなりませんか?
推薦書の言語は申請書の言語と異なっても構いません。
どのような基準で推薦者を選べばいいのですか?
推薦者は研究課題について適切と思われる関連分野の専門家1名を選出下さい。
修士/博士論文の要約ですが、どちらもある場合、どちらを書けばいいでしょうか?
博士論文がある方は博士論文の要約をお書きください。
シンポジウムや会議などイベントに対する助成は可能ですか。
シンポジウムや会議など、イベント開催のみを目的とした助成は行っておりません。
また、国際学術集会への参加への助成も行っておりません。
どのような費目が助成の対象とはならないのですか?
募集要項に記載されている“研究助成金 費目一覧表”をご参照下さい。